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トランス脂肪酸に注意!

トランス脂肪酸に注意!(・Д・)ノ

アメリカの食品医薬品局(FDA)は食用油などに含まれ、肥満や心臓病との関連が指摘されるトランス脂肪酸を、2018年6月までに食品への添加を原則認めない方針を打ち出しました。FDAは2013年に廃止方針を示して科学的妥当性を検討してきましたが、最終的に食品に使う上で「安全とは認められない」と結論を出しました。心臓病を減らし、年間数千件の命に関わるような心臓発作を防ぐことが可能であると見積もっています。

 




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  トランス脂肪酸とは、不飽和脂肪酸のうちシス型とトランス型の2種類の構造のうちのひとつです。

天然の不飽和脂肪酸のほとんどはシス型です。トランス型は主に液体の植物油や魚油から半固体又は固体の油脂を製造する加工技術のひとつである「水素添加」によってトランス脂肪酸が生成される場合があります。

水素添加によって製造されるマーガリン、ファットスプレッド、ショートニングや、それらを原材料に使ったパン、ケーキ、ドーナツなどの洋菓子、揚げ物などにトランス脂肪酸が含まれています。

また、植物から油を絞る際に、精製する工程で臭いを取り除くために高温で処理を行いますが、この時にも植物に含まれているシス型の不飽和脂肪酸からトランス脂肪酸ができるため、サラダ油などの精製した植物油にも微量のトランス脂肪酸が含まれます。






トランス脂肪酸は体に悪い?



脂質は三大栄養素の一つであり、食品からとる量が少なすぎると健康リスクを高めることがあります。一方で、脂質は炭水化物(でんぷんや糖類)、たんぱく質に比べて、同じ量当たりのエネルギーが大きいため、とりすぎた場合は肥満などによる生活習慣病のリスクを高めることも知られています。そのため、飽和脂肪酸やある種の不飽和脂肪酸には、食品からとる際の目安量や目標量が定められています。
(°_°)

トランス脂肪酸は、食品からとる必要がないと考えられており、むしろ、とりすぎた場合の健康への悪影響が注目されています。具体的には、トランス脂肪酸をとる量が多いと、血液中のLDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が増えて、一方、HDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)が減ることが報告されています。日常的にトランス脂肪酸を多くとりすぎている場合には、少ない場合と比較して心臓病のリスクを高めることが示されています。

しかし、トランス脂肪酸による健康への悪影響を示す研究の多くは、トランス脂肪酸をとる量が多い欧米人を対象としたものであり、日本人の場合にも同じ影響があるのかどうかは明らかではありません。





トランス脂肪酸の摂取量は



農林水産省が実施した調査研究(2008年)では、日本人が、一人一日当たり食べているトランス脂肪酸の平均的な量は約1グラムと推定されます。これは平均総エネルギー摂取量の約0.5%に相当します。これはアメリカ人の2.6%に比べ、かなり低い数値です。また、WHOの勧告では1%未満を目標としており、この数値に比べても未だ低くなっています。



但し、日本人でも食事からとる脂質の量が多い場合には、トランス脂肪酸をとる量も多くなることが報告されています。そのため、食塩や脂質を控えめにし、いろいろな食品をバランスよく食べるという食生活指針の基本を守ることが必要となります。



最近では、日本でも食品事業者による自主的な努力によって、トランス脂肪酸の含有量が従来よりも少ない食品が販売されています。油脂の加工でできるトランス脂肪酸は新たな技術を利用することで低減することができます。



生活習慣病予防のため、先進国の多くは飽和脂肪酸やトランス脂肪酸などを含めた脂質の取りすぎについて注意喚起を行っており、健康的な食生活を推奨しています。

私たちも、トランス脂肪酸をとる量が多くなると生活習慣病に影響が出ることを理解し、適切な脂肪摂取量を念頭に入れ、バランスのとれた食事をすることが健康維持の秘訣になります。   











                          





                                          掲載日 2016.5.13
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